2014年01月06日

2014年12月読書ノート

たまたま図書館で見つけた以下の本がおもしろかったです。



異文化とかがどのように学問されるのかということもわかりましたし、良く使われる多文化共生について考えるきっかけとなりました。

<自己啓発>

松島修(2010)『聖書に隠された成功法則』サンマーク出版 人間は最初から最高のステータスを持つ。自己実現ではなく神が与えている目的に向かって進むこと、本来のステータスを回復する。

<社会>

石井敏ほか(2013)『はじめての異文化コミュニケーション-多文化共生と平和構築に向けて』有斐閣選書 異文化感受性発達モデルでは否定→防衛→矮小化→受容→適応→統合となる。異文化の障壁はステレオタイプの認識,偏見,差別,心理的な自己優位性にもとづく。

リチャード・ムラー(二階堂行彦)(2014)『エネルギー問題入門―カリフォルニア大学バークレー校特別講義』楽工社 エネルギー問題の原則はエネルギー安全保障と温暖化対策のバランスである。代替エネルギーとして期待されるのは天然ガス、シェールオイル。先進国の温室効果ガス削減は進むが,中国など途上国の削減が課題。

三木義一(2012)『日本の税金 新版 (岩波新書)』岩波新書 個人や法人の所得税、消費税、相続税、酒税などの間接税、固定資産税や都市計画税などの地方税の根本的問題の解決がなされずに毎年改定されている。人や法人の移動により一国課税主義は限界。

田中秀明(2013)『日本の財政 (中公新書)』中公新書 予算編成は共有資源問題。日本は編成に関与するプレーヤーが多く財政規律が働かない。財政法は補正予算が予定されており規律がない。中期財政フレームに基づき各省庁が予算見積もりと執行を責任持つようにする。政府内閣に権限を委譲するシステムが必要。

駒村康平(2014)『日本の年金 (岩波新書)』岩波新書 年金制度の課題は、少子高齢化社会での年金財政持続安定性、非正規労働者増加による未納者数の増加、低所得高齢者への生活保障、である。見直しがあるのは,年金制度が問題というより、その健全な持続のためである。

船瀬俊介(2013)『日本の真相』成甲書房 偽りの栄養学で食品は危険、化学肥料漬けの農産品、電磁波、輸血の問題、コンクリートや化学建材が健康と景観を破壊、都市は世界で一番アブナイなど、マスコミが報じない問題を。

<その他>

小林雅一(2013)『クラウドからAIへ-アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場』朝日新書 機械と人間の関係を変えるインターフェース革命、AI人工知能。アップルはSiri、グーグルはセマンティック検索、フェイスブックはグラフ検索でモバイルへの入り口を押さえる。

小池良次(2012)『クラウドの未来-超集中と超分散の世界』講談社現代新書 クラウドは超集中と超分散が進むビジネスモデル。アプリやデータはセンターに集約され、多彩な端末で利用。通信網や放送分野の制限、個人情報保護などか制約。クラウドは情報の発信、消費を区別しない。

岡本茂樹(2013)『反省させると犯罪者になります (新潮新書)』新潮新書 加害者が持っている被害者への否定的感情を抑圧して反省させても反省にならない。頑張るしつけや立派なしつけも抑圧と我慢を産むだけで否定的感情を持ったまま。小さい頃の親との関係を振り返り自分への内省が人を更生に向かわせる。

ダグラス・ケンリック(山形浩生森本正史)(2014)『野蛮な進化心理学』白揚社 私たちの行動の奥深くには遺伝子を残す交配戦略が関わっている。経済学の非合理的行動も交配戦略からは合理的(深い合理性)が見られる。
posted by okmtnbhr at 08:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする