2014年01月21日

マニュアル

大学入試センター試験が終わりました。毎年そこそこ分厚い「マニュアル」が渡されます。そのマニュアルに従って実施すればいいわけですが,どうも先生方には人気がありません。まず分厚いのと,マニュアルという人間味がないものに従うということ,あるいはマニュアルにないものの判断が困るというのが,どうもいやなようです。

そのためか,各大学で出た質問と大学入試センターの答え,いわゆるQ&Aが別冊であるのですが,これが結構面白い。

例えば,

Q:「北野天満宮と書かれた鉛筆の使用を認めていいのか?」A:「認めて下さい」

Q:「頻尿の学生が診断書をもってきて別室使用を希望するが認めていいか」A:「認めて下さい」

Q:「頻尿の学生がリスニング中,トイレにいったが解答終了時刻になっても戻ってこない。解答時間を延長すべきか」A:「延長しないで下さい」

です。4,5つほど頻尿ネタがあるのですが,私が想像するに,本当に頻尿の受験生がいたんではなく,質問した先生が自分の頻尿を気にして質問したんではないかと疑っています(笑)

私が笑ったのは

Q:「大学に爆破予告が来たら,どう対応すればいいか」A:「警察に電話してください。」

というものです。思わず,当たり前やん!? とツッコんでしまいました。

マニュアルが配られると,教員という人種は頭で想像していろいろ聞きたくなるのかもしれません。またマニュアルが配られると思考が停止するのかもしれません。

マニュアルは「原則」というのがあります。センターの場合ですと,

1)試験環境は公平である

2)不正行為を防ぐ

この観点からマニュアルを読めば,運営上マニュアルにないことが出ても,自分の頭で判断することができます。この原則を守ればそう対応を間違えることはありません。

私が担当した教室でも,薬の使用(下剤)を机の上において,途中で飲んでもいいのか,という質問がありました。答えは「他の受験生に迷惑にならないように,使用して下さい」です。個別の事情を組みながら,公平性と不正行為に注意する,これが重要だと思っています。

マニュアルといえば,ディズニーのマニュアルも分厚いと聞いたことがあります。でも原則は「ゲストの感動のために」というものだそうです。

この原則に従ってキャストが振る舞う限り,マニュアル以外の行為もOKだということなんでしょう。

Q:「頻尿なので,キャストさん代わりに並んでくれませんか?」

という質問にキャストはどう対応するんでしょう。ディズニーのマニュアルが見たい,あるいはキャストはどう対応してゲストを感動させるのか,知りたいです(冗談w)
posted by okmtnbhr at 08:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育研究活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする