中国は、今後10年で中間所得層を4億人超から8億人に倍増させるという野心的な目標を掲げている。これは、成長モデルを従来の投資主導型から人的資本への投資と国内消費拡大へ転換させる新たな戦略だ。
現在の課題は深い。杭州に住む幼稚園教諭補助員シャオ・メイ氏(38歳)の月収はわずか6,000元で、地元の公務員平均13,500元を大きく下回る。彼女は3年間給与が上がらず、将来に不安を感じている。
政府は、育児・高齢者介護・医療・教育といった社会保障網への支出を強化することで、シャオ氏のような層の生活を安定させ、貯蓄から消費への意識を変えたい考えだ。また、農村高齢者の月平均年金がわずか244元という深刻な所得格差も是正を目指す。この「人への投資」が実現すれば、シャオ氏の望む「ミドルクラス」の生活が現実味を帯びてくる。
800 million: how China plans to double its middle-income population2025年11月17日
2025年11月19日
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